今回は、都心部と郊外の生活費はどれほど違うのかを徹底比較していこうと思います。
今年の春に中野から千葉県に越してきて以来、家計簿に大きく変化が出てきているなと感じたので、改めて項目ごとに整理してみました。
最近は物価上昇も激しく、数か月違えば正確な比較も難しい状況ではありますが、支出の抑え方や考え方がなんとなーくでも参考になれば嬉しいです!
引っ越し前後の生活費
早速ですが、夫婦ふたり暮らしの1か月の生活費は
引っ越し前:308,052円
引っ越し後:203,682円
と、今のところ月平均-10万円で生活できています。
※家電購入などの特別な支出は抜いています
そもそもなぜ、便利な都心部から郊外への引っ越しを決めたかというと、これはもう支出を抑えたかったからの一択ですね(笑)
夫婦で将来設計をしていく中で、数年後に子供を迎えたいなら尚更、真剣に資産形成をしていかなければならないことに気づきました。
憧れだった東京生活も数年満喫できましたし、これからはとにかく削れる出費は削りたい!ということで家賃の安い郊外に越してきたというわけです。
なのでこの結果は必然といえば必然なのですが、、
やはり本気になればこれくらいは節制できる!!と腑に落ちているところです(笑)
もちろん、中野に住んでいた時はどこに行くにもアクセスは良いし、街を散策すれば面白いお店を発掘できるし、友達の誘いにも気軽に乗れて楽しい生活ではありましたが、その分お金はかかりました、、
こちらが中野時代(2024年3月)の支出内訳になります。
そしてこちらが千葉に越してきて数か月経った先月(2024年10月)の支出内訳になります。
引っ越しを機にやめたものは項目を削除し、特筆すべき項目はハイライトしました。
ちなみに、上記は家計簿アプリのマネーフォワードMEを使用して割り出しています。
銀行口座や証券口座、クレジットカードなどを登録すれば資産や収支を自動で可視化してくれるのでおすすめです!
やっぱり、節約や資産形成する上で可視化するっていうことが本当に大事ですね。
では、完全にやめたことから紹介していきます。
完全にやめたもの
①Wi-Fi:引っ越し前の家ではワイモバイルのルーターを契約していましたが、今の家はフリーWi-Fiがあったので解約しました。違約金というか、ルーター本体代?で多少ロスはあったのですが、今の家がラッキーだったということで。なぜか賃貸のフリーWi-Fiは弱いという先入観があったのですが、全くそんなことないですね!次の引っ越し先も付いているところ探します(笑)
②Netflix:学生時代から欠かせない存在でしたが、いつの間にか見なくなったのでやめました。結構Amazon Primeも充実してるので事足りるんですよね。あと見なくなった理由としては、YouTubeで勉強する時間が増えたからな気がします。本当に無料!?(premiumだけど)っていうくらいクオリティの高いコンテンツばかりで有難いばかりです。
③ジム:本当は通いたかったのですが、家から1番近くても徒歩15分はかかるため、続かないだろうということで諦めました。しかしその分、夫とランニングしたり家で筋トレしたりと、セルフでなんとかできているので結果オーライでした(笑)
④サジー:サジーってご存じですか?鉄分やビタミンが豊富なフルーツで、それをジュースにしたものを定期便で頼んでいたのですが、、あまり劇的な体調の変化は見られなかったので、引っ越しを機に解約しました。健康食品はむやみに買うのではなく、ちゃんと血液検査をして足りない栄養素を補うのが賢明だと学びました。
大幅にコストを下げられたもの
ここからは、先ほどの表でハイライトした項目について解説していきます。
毎月多少の誤差は出るものの、生活スタイルや意識を変えたことで安定的に抑えられているので、参考にしてみてください。
逆にハイライトしていない項目は、引っ越し前も散財していたわけではないため大きな変化は見られませんでした。
家賃
130,000→80,000円。
やはりこれが一番大きい!!月に5万円カットはめちゃくちゃ大きいです(笑)
都内にいた前半は、私も都心勤めだったこともあり高い家賃を払うのは当たり前になっていました。
夫とお互いの職場への通勤時間を考えると、どうしても相場の高いエリアしか選択肢がなく。「13万でもここに住めるならコスパ良いじゃん!」となんなら感覚が麻痺ってました(笑)
しかし私がフリーランスになって場所に囚われなくなったことから、「夫の職場にさえ近ければどこでも良いよね」となり郊外へ移ることに決めました。
中野13万のスペックはどうだったかというと、
・最寄り駅から徒歩7分
・築34年RCマンション
・1LDK 37㎡
一方今住んでいる家8万のスペックは、
・最寄駅から徒歩14分
・築31年RCマンション
・3LDK 65㎡
今のが断然良い、、!!!
もちろん、駅から少し遠くなったりと多少の不便さはありますが、家が広いってこんなに良いものかと実感しています(笑)
以前の家は、ダイニングテーブルとベッドでほぼスペースが埋まるくらい狭く圧迫感があったのですが、今の家では寝っ転がれたりストレッチができるような、何もないスペースが十分にあるので本当に開放的です!
家の広さ=心のゆとり(笑)
また毎日都内に出社している夫ですが、最初は通勤時間が長くなることに億劫になっていたものの、勉強する時間と割り切ってからはむしろ時間を有効活用できているようです。
こんなに家賃を抑えられて広い家に住めて、本当に引っ越しして良かったです!
保険代
10,680→5,958円。
以前も高くはなかったと思いますが、さらに内容を見直して解約できるものは解約しました。
夫:月2,285円と月1,563円の医療保険解約
私:月874円のがん保険を解約
ユーチューバーの両学長曰く、日本は公的保険が充実しているので民間保険はほとんど必要ないそうですね!ひとり月5千円以上は払いすぎみたいです。
確かに、高額療養費制度があれば必要以上に医療保険に入ることはないですよね。
今はまだ就業不能保険には加入していますが、これも今後資産が増えていったら都度見直していこうかと思っています。
外食費
18,500円→6,890円。
約1万2千円減と、これもだいぶ大きいですね。
以前も平日は基本自炊でしたが、休日は色んなところに出かけることが多く、お昼ご飯はやはり外食になってしまうことが多かったですね。
それはそれで楽しい経験になりましたが、、!
越してきてからは、節約意識が高くなった+休日も家で過ごすことが増えたので、自然と自炊で済ませるようになりました。
出かけたとしても半日で行って帰れるような場所が大半なので、最近はもっぱら「ご飯は家でいっか」という感じです(笑)
料理の腕が上がって、日々安上がりで美味しいご飯が食べられるので満足度もアップです!
交通費
8,000円→6,000円。
先月は都内に出ることが多かったので少し高くなっていますが、5千円いかない月も結構ありました。
数千円の違いですが、毎月確実に削減できている出費なのでチリツモです!
先ほどの外食と同様に、東京時代は遊びに出かけることが多かったので交通費もそれなりにかかっていましたが、今は電車で出かけることは月に数回程度に減りました。
普段の生活は歩きor自転車or車のどれかになっており、車に関しては、たまたま私の実家の近くに越したため、拝借しているという有難い恩恵を受けています(笑)
ただ、何でも揃うそれなりに栄えた街なので、基本は歩きか自転車で済んでしまっています。
たまにガソリン代はかかるにしても、順調に節約できている出費のひとつです。
飲み会/交際費
18,600→4,243円。
こちらも約1万2千円減と大幅な節約に成功!!
引っ越しを機に心を入れ替えて、夫婦でかなり抑えました。
夫:会社の飲み会参加は必要最低限に。関係性が深くない付き合いはある程度割り切るようになった。
私:同様に関係性は割り切るように。たまに会う仲の良い友人とはホームパーティなどで極力お金をかけない。
「20代でこの極端なマインドセットとスタイルは果たして良いのだろうか?」といまだに疑問なところではありますが、やはり30代以降の将来を考えると「逆に今の時期しかない、、!」と自分に納得させています(笑)
やはり人と会うことが減ると、交通費や衣服代なども比例して減っていくので、本気で節約したい!と思ったら程度はどうであれ抑えるべき出費かなとは思いました。
まとめ
今回は都心と郊外の生活費を引っ越し前後で比較してみました。
参考になる部分はあったでしょうか?
月々これだけ支出を抑えられるようになった私ですが、ひとり暮らしの時は何もしておらず正確な収支は把握していませんでした。
マネーフォワードを使い始めて資産や収支が明白になった今は、お金に対する意識も格段に上がりました。
まずは現状をしっかりと把握して、どこから削っていけるかを考えていくのが資産形成・節約への近道かもしれませんね!
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